WEBマーケティング

【2024年最新版】Yahoo!広告の出し方を画像付きで解説

「Yahoo!広告ってどんな媒体?」
「Yahoo!広告の出し方がイマイチ分からない」
「役立つツールはないの?」
本記事ではそんな初心者の方向けに、ゼロから分かりやすく解説していきます。

まず初めにYahoo!JAPANの媒体特性を押さえよう

画像引用:Yahoo!広告公式サイト

①Yahoo!JAPANとは

Yahoo!JAPANは、LINEヤフー株式会社が運営する日本最大級のポータルサイトです。検索エンジン、メールサービス、ニュース配信など多様なサービスを展開していて、月間アクティブユーザー数は8,500万人と日本国内で数多くの方に利用されています。

Yahoo!JAPANのユーザー層

出典:Yahoo!JAPAN 媒体資料(2023年3月版)

Yahoo! JAPANのユーザー層の特徴の一つが、男女比率や年代に差が殆どないことです。日本のインターネット利用者の8割以上がYahoo!JAPANにアクセスしている計算になり、性別年代問わず、幅広くターゲットに情報を届けることが可能になっています。

Yahoo!JAPANのエリア別ユーザー数

出典:Yahoo!JAPAN 媒体資料(2023年3月版)

Yahoo!JAPANのアクティブユーザーの居住地は、北海道から沖縄まで日本中に分布しています。人口比率に沿った数値になっているので、特に大きく偏っている地域、は見受けられません。

④Yahoo!JAPANと購買の相関性

Yahoo!広告を出す企業は年々増加しています。その理由は「月間アクティブユーザー数8,500万人という、利用者数の多さ」。
Yahoo!JAPANは非常に多くのデータを所有していて、ターゲティングの際に必要な属性を詳細にセグメントすることができます。そのため、商品やサービスにマッチした顧客にアプローチできるので、より購買意欲の高い人に広告でアプローチすることが可能です。

Yahoo!広告のメリット

ユーザー数や掲載できるサイトが多い

Yahoo!広告は、Yahoo! JAPANが提供するサービスすべてが広告配信の対象となるため、ユーザー数や掲載できるサイトが非常に多いことが特長です。
ニュース、メール、天気予報、地図、募金、知恵袋、不動産など、多種多様のサイトでユーザーに多くの広告を届けることができます。

②リターゲティング広告と相性が良い

Yahoo!広告は、Yahoo!JAPANが日本一のポータルサイトで数多くの人の目に触れるため、リターゲティング広告との相性が良いです。Yahoo!広告を配信する際は、リターゲティング広告は必ず出しておくことを推奨します。

Yahoo!広告の配信面・種類

Yahoo!広告には大きく分けて『検索広告』と『ディスプレイ広告』の2種類のフォーマットがあります。目的に合わせて選ぶことで、ユーザーに効果的に自社商材・サービスを届けることが可能です。

出典:Yahoo!広告 公式サイト

①検索広告とは

Yahoo!JAPANで検索をした時に、検索結果に表示される広告のことをいいます。表示される広告は検索結果に応じて変わり、画像は一切なしのテキストのみの広告になります。

②ディスプレイ広告(運用型)とは

Yahoo!JAPANトップページやYahoo!ニュースなどに、バナーや動画形式の広告が表示できます。
ディスプレイ広告(運用型)には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。主な種類は以下の通りです。

・バナー広告
画像または動画のみを表示する広告

出典:Yahoo!広告 公式サイト


・レスポンシブ広告

表示するデバイスや掲載面に合わせて、様々な形式で掲載できる広告

出典:Yahoo!広告 公式サイト

・動的ディスプレイ広告
商品リストの情報を、掲載面に合わせて動的に表示する広告

出典:Yahoo!広告 公式サイト

・テキスト広告
タイトル、説明文、URLなどテキストのみの広告

出典:Yahoo!広告 公式サイト

・動画広告
5~60秒の動画を説明文やボタンと合わせて表示できる広告

出典:Yahoo!広告 公式サイト

これらの広告タイプを駆使することで、より効果的な広告配信が可能になります。それぞれのフォーマットにはメリットやデメリットがありますので、自社の商品やサービス、広告目的に合わせて選択することが重要です。

Yahoo!広告の出し方・出稿までの手順

ここでは、Yahoo!広告を出稿するまでの具体的な流れを確認しましょう。
下記の手順で設定を進めていきます。

1.Yahoo!JAPAN ビジネスアカウントの取得

まず、Yahoo!広告を出稿するにはビジネスIDが必要です。ビジネスIDはYahoo!広告を管理するためのアカウントです。
Yahoo!広告の公式サイトにて、お申し込みを進めます。

会社情報および管理者の情報を入力していきます。
入力完了後、SNS認証とパスワード設定を行い、ビジネスアカウントの取得が完了します。

2.広告管理ツールにログイン
アカウントが作成出来たら、専用の広告管理ツールにIDとパスワードを入力してログインします。

2.キャンペーンの作成
ログイン後、キャンペーンの作成を始めます。
キャンペーン名を入力し、配信期間や全体予算を設定します。

3.広告グループの作成
キャンペーンの傘下にある広告グループを作成します。
広告グループ名を入力し、入札価格やURLのパラメータ設定など細かい設定がここではできます。

4.キーワードの設定
検索広告の場合は、広告を表示させたいキーワードの登録が必要です。どの検索ワードにヒットしてほしいかを考えましょう。

5.広告の作成
タイトルや説明文を入力して広告を作成します。

6.費用の入金
広告作成後、基本前払いで費用を入金します。クレジットカードか銀行振込で選択できます。

7.審査
Yahoo!から広告審査を受けてから広告を出稿できます。
審査には3営業日前後かかりますので、余裕をもって入稿しておきましょう。

Yahoo!広告で成果を出すための3つのポイント

ここでは、Yahoo!広告で成功するために重要なポイントを3つ紹介します。

・動画広告の配信

Yahoo!広告ではテキストや静止画以外にも、動画広告を掲載することができます。動画でしか伝えきれない商品やサービスの特徴を広範囲にわたって配信することが可能です。
しかも、Yahoo!の動画広告はまだそれほど実施している企業が少ないので、先行してPDCAを回していけば思いもよらぬ効果改善に繋がる可能性もあります。

・目に留まりやすいインパクトがある広告にする

ユーザーは広告を見る時、一瞬でコンテンツを判断して次に移る傾向があります。動画広告の場合は、最初の1~2秒がユーザーが広告を見てくれるかの勝負所。冒頭にユーザーが興味を持ってくれるような動きや文章のある広告を作ることが重要です。画像広告の場合も、インパクトの強い画像でユーザーの関心を集める工夫が重要です。

・ターゲティング設定を見直す

ターゲティング設定は一度設定したら終わりではありません。定期的に見直し、必要に応じて改善することでより精度が高まっていきます。過去に成果が出ていたターゲティングでも、消費者のトレンドや市場環境の変化によって、成果が出なくなることもあるので注意が必要です。
インプレッション数やクリック数、コンバージョン数などを定期的にモニターして、都度調整することが効果改善への近道です。

Yahoo!広告における注意点

・Yahoo!広告の審査基準の厳しさ

Yahoo!広告の審査基準は独自のルールを持っており、最上級表現の使用が制限されているなど、広告クリエイティブに関して審査が厳しいため、審査落ちしやすい点に注意が必要です。他の媒体と比べても厳しいと言われており、余裕をもって入稿することをお勧めします。

・広告費用を確保してから始める

Yahoo!のディスプレイ広告は、クリックが発生した時点で料金が発生する「クリック課金」方式です。クリック一回あたりの料金は、数円から数十円の範囲で変動します。この方式では、広告が表示されてもクリックされない限り、料金は発生しません。そのため、小額から運用できますが、効果を最大限高めるためには広告費をある程度確保してから始めた方がようでしょう。

競合他社のYahoo!広告が見れるツールを紹介

Yahoo!広告運用をこれから始めるor既に実施している方で
「競合他社が配信してる広告を見たい」
「コンバージョンが獲れてる広告を参考にしたい」
という悩みをお持ちではないでしょうか?

そんな方のために、Yahoo!広告において役立つツールを紹介させていただきます。

この「アド.com」は、各種SNSで配信されている動画・静止画広告を一目で分かりやすく分析できるWEBツールです。(現在はYahoo!、LINE、TikTok、Instagram、Facebook、SmartNews、YouTube広告に対応。近日中にPangle、X(twitter)広告にも対応)
広告代理店や広告主、制作会社などWEBのプロも、広告作成時や営業時の提案資料などに活用しています。
「アド.com」で出来る内容は下記です。


・広告の公開日、リンク先(遷移可能)、広告のデザイン閲覧
・再生数、再生増加数、リアクション数や広告タイプなどの高精度な検索

・媒体横断検索、商材名検索、広告主名検索、LPのURLで逆引き検索
・ジャンル別、期間別で商材ランキング閲覧
・広告クリエイティブのリスト管理化
・スプレッドシートへのデータエクスポート
・共有メモ機能
・各広告クリエイティブのデモグラ表示

・CTA、メディアのアスペクト比などの多彩な絞り込み検索機能


「アド.com」の「広告データ検索」では、従来難しかった再生数、リアクション数、再生増加数などの定量データに加えて、広告のタイプやカテゴリ、ターゲティング属性などの定性的なデータの可視化を実現。
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「アド.com」の「広告クリエイティブのリスト管理」では、気になった広告クリエイティブを社内メンバーに共有したり、自分のメモ用として残しておくことが可能です。

ツール内でのリスト管理に加えて、ワンクリックでスプレッドシートへのエクスポートも可能なので、競合クリエイティブの効率的な管理にご活用いただけます。営業リストの作成としても活用できます。

「アド.com」の「共有メモ機能」では、クリエイティブ広告を見て気づいた点を、別のメンバーに簡単に共有することが可能です。
社内のチームメンバー宛てにメンションを飛ばすこともできるため、社内ノウハウの蓄積やクリエイティブ制作者への指示出しとしても有効活用できます。

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まとめ

本記事では、Yahoo!広告における基礎知識と、Yahoo!広告の出し方・手順について解説しました。広告運用をする上では、競合調査は欠かせません。自社に適したツールを選定し、競合他社の広告データをうまく活用して自社の広告戦略に活用してみてください。

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